2022年栽培品種レビュー。オクラ(アーリーファイブ)

栽培品種レビュー



今年栽培をしたオクラ(アーリーファイブ)の感想をまとめてみました。
「極早生タイプで初期から多収」というところに魅力を感じてこちらの種をGET。

北海道は、夏が短いので、短期間勝負です。🙈


オクラ(アーリーファイブ)の栽培から収穫まで


長さ6m、幅60㎝-70㎝の畝を用意。

ここに約20㎝間隔で数粒ずつ種まき。しかも2列で栽培ということで

栽培予定の株数はかなり多めにしています。

生育ストップしたり、枯れてしまうオクラが出てくるので。🙈


栽培の流れ


1)畝作り+マルチをする。
2)約20㎝間隔で数粒ずつ種まき。
3)穴あきビニールトンネルをかけてしばらく放置。
4)6月末か7月初めにビニールトンネルをはずす。
5)時間が経過し収穫へ。



発芽がそろってきてから、欠株分は追加で種まきして補充もします。


成長の様子・収穫量


北海道は6月中旬でもいきなり寒くなることがあるので、

種まき後は7月前後まで、穴あきビニールトンネルをかけたままにしています。


それでも北海道での露地栽培は、寒さ問題があるのか欠株が結構出てしまう

または途中で枯れて成長ストップになったり。なのでとにかく多く植えます。🙊


ビニールトンネル撤去後は、気が付けば、いつもアブラムシの被害にあってしまう。🙉

使いたい粒剤(ベニカXガード粒剤)は、オクラが適用作物ではないみたいなので、

今のところニームスプレーやロハピ等で対処しています。

なんとなく、個人的にはですが、一時的な効果しか感じられない。


収穫は、8月初めころから。

収穫量については、1週間ごとの収穫で、1度の収穫が60本前後採れる時もあり。

たくさん採れてうれしかったけれど、1株から採れる収穫量としては今考えたら少なかった。

また1週間ごとに畑にいくので密植栽培で成長スピードを抑えてはいるけれど、

巨大オクラは必ずいるものです。



下の写真、8月24日の写真です。手前は大きく育っているけれど、

真ん中のオクラは生育ストップぎみ。更に奥へ行くと、また元気に成長してる。

何が良くて何が悪いのか全くわからないので、オクラは奥深いのだと思います。


ということで、密植栽培で、多めに株を作っておけば、ちょっと安心できる。

オクラ(アーリーファイブ)の感想


アーリーファイブ、良かったです。綺麗なオクラも結構採れたりと、大満足です。
来年も栽培しようかな、とは思っています。

ただ、もう一つヘルシエ(粘り気強のオクラ)も栽培したい。

以前の栽培では上手に栽培できなかったので。(発芽が特に悪かった印象)


それにしても、オクラの栽培初期は、温度が本当に大事なのだと実感しました。
隣の畑のおじさんが、オクラのビニールトンネルを6月初期に外していたのですが、
寒かったのか、どんどん枯れ始めていました。

最終的に、背丈も大きくなっておらず、収穫もほとんど出来なかったみたい。

寒冷地では、欠株・生育不良を考えて、オクラは株自体をたくさん作るのがおススメと、個人的に思います。

9月3日のオクラ。密集栽培していても1週間ぶりだと巨大オクラ。オクラ大あばれ。

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